2016年11月1日

相場の心理ってどういう事でしょうか?

これも良く質問されたり、受講される方が理解に苦しむ箇所です。

私も最初の頃はわかってるつもりでしたが、実際はわかってなかったと思います。

特にFXをやっている時、画面や、トレードしてる部屋には一人しかいません。

そうなると、自分自身が上がるであろう箇所でロングをした場合、

上がれ!と思ったとします、そうすると、上がる時もあれば、下がる時もあります。

これがなぜ起きるのか?

この意味を深く考えると言う事が、相場心理を読むという事に繋がります。

仮に今私がロングと思った箇所と同時に、ショートを入れてる人が必ずいます。

それは表と裏の世界の心理の如く。

ショートを入れれば、必ずそこでロングをしている人がいます。

そして、どちらかに対する節目というのが必ず存在します(受講生の方はパターン表ですね)

そこの節目をブレイクする事によって、

ロングしていた人は、負けを諦めてLCする=売り注文となるし、

ショートしていた人は、負けを諦めてLCする=買い注文となります。

多数決なんですね結局。(資金量が多い方に流れる)

赤組頑張れ白組頑張れのごとく、相場というのは、

小さい節目から大きな節目まで、すべてに対してロング組とショート組がいます。

その勝負を小さい勝負から大きい勝負までふくめて毎日毎日節目で戦ってます。

そしてその節目(=心理)を見極める事が出来た人が結局のところ、

どんな相場でも柔軟に対応できるトレーダーとなりえるんですね。

考えに考えたシナリオで必ず上だ!と思ってるような人は、

逆に行った場合の対処方法なんて考えてないですし、節目も当然見えてません。

出来ることはLCですが、連敗が続けば混乱して、何をしていいのか更に迷います。

インジケーターも使えるものは使えますが、

それも使い方次第ですし、考え方次第なんですね。

すべて基礎ありきの、サポートツールでしかありません。

チャート上で一番何が相場の心理を捉えるかと言うのは、

ロウソク足なんですね。

その後に、ロウソク足の終値から読み取ったデータを、

インジケーターがそれぞれ計算して表示しているだけです。

インジケーターを信じるすぎると、当然その時点で見ている

インジケーターと言うのは過去ですので、勝つ時もあれば、負ける時もあります。

最初はイメージがわかないので、それを使ってなんとなく理解をしていくでOKですし

使い方次第では、信用度は高まりますし、パッと見でわかりやすいので良いと思います。

ただ、慣れに慣れてくると、やっぱり基礎が最強ですし、

それだけでも十分とわかってくるんですね。

そこに検証を重ねたデータと実践経験をのせてあげる事によって、

更なる確信に繋がり、逆に行く事もあるけども、大体こっちいくよねとなり、

全体的なレベルがあがるので、当然勝ててきます。

長くなりましたが、相場の心理=節目を読み解くには、

ロウソク足からなるパターンを、腹の底に落ちるまで理解をするという事が重要です。

そして、節目となる箇所を実践チャートで嫌というほど見れば、

なんとなく把握出来てきますし、それが確信に変わる時がいずれきます。

ここで勝負して、こういう動きになっているんだと。

 

それが事前に把握出来た段階で、相場の心理が見え隠れする相場の

楽しさや、色々な騙してくる人達がいる事に気付けるので、

そこでもまた面白さを感じる事が出来るのかなと思います。