2016年6月21日

経験による相場観とはなんなのか?

最初FXを始めた頃は、チャートを表示して得意げになるだけで

ロウソク足が何か?

というかロウソク足の意味がわかっているようでわかっていなかった。

1Mやら5Mやら時間足ごとに綺麗に並べて、見てて満足してただけだった。

どこぞの本に、とりあえずチャートだけは毎日見ろみたいなことを書いてて、

それからは毎日わけのわからない単語を理解しつつ、

チャートのわけのわからない動きを、とりあえず見てた。

初心者にありがちな、中期はこっちで(中期がそもそもわかってないのに)

短期はこっち、だからこっちいくに決まってる。

その通りに行く時もあれば、まったく逆の動きをしたりもした。

それの永遠くり返し。

あたれば喜び、外れればなんでやねんと。

インジケーターによる検証や、

これは機能するのかな?という自己満ルール検証の繰り返し。

ルール自体は、その時の相場にはまればはまるし、

あわなければはまらない。

と言う事は結局は、ルールもそうだが、

その時、目の前で動いてる相場がどちらにいきたいのか?というのを読み解かなければ

意味がないと言う事に気付いた。(今ははまるのかはまらないのか?)

あーでもないこーでもないと実践を積み重ねていくうちに、

ふとした時に閃きが起こる。

熟練してきたトレーダーがシンプルになってくるのは

閃きが洗練されてきて頭ですべてイメージできるし、

(上のシナリオ、下のシナリオ、横のシナリオ、騙しパターン)

積み重ねた失敗や成功の経験から、この場合はこう、でもこうならない場合はこう、

それでもイメージ通りにいかなければ静観、と直観という名の経験で思うから、

結果的に勝てる確立が高い方向にエントリーが出来て、危ない箇所は回避ができ、

日・週、月が終わればプラスで残ってると言う話。

デイトレードであれば、日足という意味を理解する事。(スイングは週足)

そして、その日足の中に何本の足があるのか?という事。

日足だと1本のロウソク足だが、4時間足だと6本、1時間足だと24本、etc..

その大前提があったのち、

1時間足でトレードをするのであれば、24本の足の組み合わせがどうなると下がるのか、上がるのか。

どうすれば高値が決まり、底値が決まるのか?(これも知らない人が多いかなと)

その組み合わせが出来た場合、最終的な日足は陰線陽線どっちになるのか?(& 始値終値意識)

上記を意識して実践をつめば、徐々に相場観と言うのが培われていく。

(日足がこうで1Hがこうで、その中の5Mがこうだからこっちみたいな)

スイングトレーダーのほうが考えれる時間も長いし、ロウソク足も少ないし、

信用度が圧倒的に高いし(大手金融、ファンド等の方向に合わせる事になるので)、

騙しも少なく、Lotは小さくなるが精神的にも結果的にも勝ちやすい。

その分、エントリー回数は減るので、兼業向けの手法とも言える。

ただ、専業となると、毎日チャートを見れてしまうという環境なので、

スイングだけでは・・・となってくる(これは個人の性格によりますが)

スイングはスイング、デイはデイと両方出来た方が専業なのでもちろん安定はするし、

むしろ専業になったのであれば、時間はあるので、自然と習得の方向に向かってしまうのかなと。

結局、相場観なんていうのは、

負けと勝ちを繰り返しながら、修正を徐々にしつつ、

実践を日々積み重ねた結果、わかるようになるようなもんなのかなと。

上記を経験したこともなく、積み重ねた事がない人の相場観なんていうのは

すべてお察しの単なる素人の感想となってしまいます。

(TVに出てるアナリスト、金融、証券、銀行、etc)

と、長々と相場観についていいましたが、

相場観だけでは勝てないので、相場観と違った場合の対処法も確立する必要がありますし、

それ以前に勝てる手法がなければ、そこのレベルにいくまでに精神、お金と共に退場かなと。

これを個人でやるか、教えてもらうか、選ぶのはそれこそ個人の自由ですが、

いつ死ぬかわからない人生なので、動かないより動いた方が成功確率は少しでもあがるかなと。